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アメコミビブリオバトルのブログです

第二回アメコミトーク&ビブリオバトル開催レポート

【開催レポート】
日時:2019年9月14日(土) 14:00~17:00
開催場所:ブックカフェ二十世紀

9月14日に開催させて頂いた第二回アメコミトークビブリオバトルのレポートです。

二回目となる今回は時間を三時間に拡大し、ビブリオバトルを2ゲーム開催。そしてビブリオバトルの前には、@ワンダー:アメコミ担当のF.Hさんにリニューアルしたアメコミコーナーの紹介をして頂きました。

第1ゲームはテーマ:フリーのビブリオバトル

第1ゲーム(テーマ:フリー)★:チャンプ本
★Uncanny X-Men Annual (Vol 5) #1
The Naked Artist Comic Book Legends
バットマン:マッドラブ/ハーレイ&アイビー
MARCH 1 非暴力の闘い

1人目のRさんは、現行UncannyX-Men誌でサイクロプスの復活を描いたコミックを紹介。サイクロプス推しというRさんがサイクロプスの魅力と合わせて、゛サイクロプスがヒーローとして復活した゛ストーリーについて熱く語られていました。
2人目のY.Yさんは、イギリスのコミックでマルチバースの概念を導入したコミック・ライターによるイギリスのコミックアーティストたちのエピソード本を紹介。ドラッグ、コンベンション、締め切り逃れ等の珍エピソードを取り上げて紹介されていました。
3人目のT.Mさんは、ハーレクインが主役の邦訳本を紹介。"アメコミ 可愛い"で検索してヒットしたのがこのコミックだったということで、ハーレイの魅力を語られていました。
4人目のO.Yさんは、黒人の公民権運動がテーマのコミックを紹介。相手に対して愛を持ち続けることの重要さが印象的と語られていました。

チャンプ本はrさん紹介のUncanny X-Men Annual (Vol 5) #1 に決定。

第2ゲームはテーマ: はじめての一冊
以前、アメコミビブリオバトル主催+@ワンダーF.Hさんとの反省会でこんな議題が出ました。
"ビブリオバトルでアメコミに興味を持ってもらうにはどうすればいいか "
一回目の開催では、MCU映画からアメコミを読み始めたという方や普段あまりアメコミは読まないという方もいらしたので、初めて読んだアメコミ、これから読み始める人におススメのアメコミ等、色々な解釈ができそうな"はじめての一冊"をテーマにしたビブリオバトルを開催しました。

第2ゲーム(テーマ:はじめての一冊)★:チャンプ本
Exiles (Vol.1) Vol. 1: Down the Rabbit Hole
ジャスティス・リーグ:トリニティ・ウォー
★Archie: Varsity Edition Vol.1

1人目のA.Yさんは、パラレルワールドを旅するヒーローチームが主役のコミックを紹介。初めて読み始めたアメコミの原書として紹介されておりました。
2人目のMさんは、New 52!で3つのジャスティス・リーグが初めてクロスオーバーしたコミックを紹介。タイトルのトリニティの意味も紹介されておりました。
3人目の@ワンダー:アメコミ担当のF.Hさんは、アーチー・コミックから刊行されているアーチーを現代にリランチしたコミックを紹介。今までのラブコメ要素も踏まえて、現代風に物語を一新したアーチーの魅力を語られていました。

チャンプ本は F.Hさん紹介の Archie: Varsity Edition Vol.1に決定!

今回は、ビブリオバトルに引き続きブックカフェ二十世紀さんで懇親会を開催。泥酔ビブリオバトル(飲み会や懇親会で開催するビブリオバトル)では、F.Hさんのご厚意で@ワンダー内のコミックを紹介本に使ってもOK♪でのゲームとなりました。

第3ゲーム(泥酔ビブリオバトル)★:チャンプ本
Blink
House of X、Powers of X
Die Kitty Die
DCユニバース:リバース
The Ballad of Halo Jones
★A Sea of Love

1人目のA.Yさんは、第2ゲームで紹介したコミックに登場するブリンクが主役のミニシリーズを紹介。@ワンダーの在庫で販売されていたコミックを即日入手して紹介されていました。
2人目のRさんは、刊行中(2019年9月当時)のX-MEN系タイトルのコミックを紹介。10年、100年、1000年に渡る壮大な設定になっているそうです。
3人目のF.Hさんは、カナダのチャプターコミックから刊行された魔女が主役のユーモアコミックを紹介。昼の部で紹介していたアーチーのリブートを皮肉っている展開と紹介されていました。
4人目のMさんは、2016年に刊行されたDCリバースの邦訳本を紹介。『100万回生きたねこ』と同様に泣けると語られていました。
5人目のY.Yさんは、アラン・ムーアがアメコミデビューする前に担当したコミックを紹介。未来世界に生きる女性が主役のコミックで、普通の人をSFとして描いたらどうなるのかがテーマになっていると語られていました。
6人目は、昼の部を観戦で参加されていたAさんがバトラーデビュー!前回のアメコミビブリオバトルに参加して他のコミックも読んでみようと思い、紹介されたのがライオンフォージのコミック。漁師が漂流しその妻が夫を探す物語で、セリフはなくアートのみで展開されていくのが特長的でした。

チャンプ本はAさんの A Sea of Loveに決定!

初開催から四か月後の開催となりましたが、前回ご参加いただた方、初参加の方など19名の方にご参加いただき、様々なアメコミや関連書籍が紹介され、多様なアメコミの魅力が伝わったのではないかと思います。また、懇親会では13名の方にご参加いただき、推しキャラやおススメのアメコミ作品について熱いトークが繰り広げられました。
ご参加いただきました皆様のおかげで二回目も無事、開催することができました。
ありがとうございました!