amecomibiblio’s blog

アメコミビブリオバトルのブログです

アメコミビブリオバトル紹介本リストを作りました

ブログの更新が滞っておりましたが、あけましておめでとうございます。
昨年はオンラインアメコミビブリオバトルを4回開催いたしました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今年もオンラインでのビブリオバトルの開催、また、@ワンダーさんでの会場開催なども検討しておりますので、本年もどうぞよろしくお願い致します。

さて、昨年のビブリオバトルに参加されたバトラーさんから「今まで紹介した作品のリストが欲しい」というご要望を頂いたので、紹介本リストを作りました。

 

docs.google.com

皆さんの発表された作品はありましたか?
こうしてリストを見てみると、ヒーローコミックからグラフィックノベル、画集や同人誌など多様な作品が発表されていると感じました。

ちなみに、こちらに載っている作品でもビブリオバトルでご紹介いただくことは可能です。同じ作品でも「面白い!」と感じるポイントは人によって異なりますので、自分のおススメポイントを紹介して頂ければOKです。

2019年に@ワンダーさんで初開催したアメコミビブリオバトルからオンライン開催なども含めて計12回開催させて頂いたアメコミビブリオバトル
今後もアメコミやバンドデシネなどの海外漫画ファンの皆様と、楽しい作品を紹介していけたらと思っております。
本年のアメコミビブリオバトルもどうぞよろしくお願い致します。

アメージング太郎&MAIKO

「アメリカンコミックス翻訳の舞台裏」感想レポート

11月3日に小学館神保町アカデミーで開催された「アメリカン・コミックス翻訳の舞台裏」講座に参加してきたのですが、とても充実した内容だったので、これはぜひ皆さんにも知ってほしいと思い感想レポートを書きました。
この講座がTwitterに告知されたとき、講師がアメコミ翻訳家の中沢俊介さんとあって絶対行きたい!とすぐに申込。同じような人が多かったのかすぐに満席となり、日程が追加されるなど人気講座だったようです。
当日は20人くらいの方が参加されていて、うち女性が(私含め)10人いたので女性が多いなぁと思いました。知っている方だと、キャプYさん、Yuri2300さん、JBさんがいらしていました。(Yuriさんが参加されるとTwitterで知ったので、一番新しい同人誌を買って当日サインしてもらった♪)
講座は90分間で三部形式となっていて講師紹介から始まり、最初に翻訳アメコミの歴史、次に中沢さんが影響を受けたアメコミ作品、最後にアメコミを翻訳する技術についてお話されていました。
頂いたレジュメに中沢さんが翻訳された作品リストが載っていたのですが、すごい量でびっくり!数えてみたら110冊(!!)(※2020年11月現在)ありましたが、私が読んだことがあるのはほんの数冊です。


第一部の翻訳アメコミの歴史では、中沢さんが「リーフ(※アメコミ一話分を冊子のような形で出版)」、それが一冊にまとまった「TPB(※トレード・ペーパー・バッグの略。原書と呼ばれる単行本)」、そちらが翻訳された「日本語版アメコミ(※TPBを底本として翻訳編集し出版)」など数冊ご用意され、そちらを掲示しながらお話されていました。
年代ごとに転機となった作品を挙げられていたので、講義メモを抜粋して紹介します。(メモをそのまま書いているため、作品名など誤りがあるかもしれません。お気づきの点があれば教えて下さい)
・1959年:『スーパーマン』の特集雑誌(少年画報社)→表と裏が逆になっていて、オリジナル作品も掲載されるなど日本色が強い(ローカライズ)
※背景として、56年に日本で『スーパーマン』のTV放送があり、視聴率が良かったため特集雑誌が出版された。
・1978年:雑誌『スーパーマン』創刊号
※1979年の『スーパーマン』の映画公開に合わせて出版された。
・1978年〜79年:『スパイダーマン』、『ハルク』など光文社から24冊くらい邦訳本が出版される。
・1980年:雑誌『ポップコーン』
※78年に日本版の『スパイダーマン』が東映で放送され、マーベルの翻訳や映画放送が盛んになる。
・1994年:『X-MEN』刊行
※同作品のTV放送や格闘ゲームのヒットがきっかけ。
・1996年:『マーベル』、『スポーン』
※トイ(フィギュア)のヒットがきっかけ。アメトイブームの火付け役に。
・2000年:『ブリスター』→アメトイ収集をテーマにした映画
※この頃には、コミックの刊行は落ち着いていた。
・2003年:『X-MEN』(新潮社版)
※初版には映画『X-MEN2』の宣伝帯が付いているが、『X-MEN1』が放映された頃は盛り上がっていなかった?同年刊行された『スパイダーマン』も『スパイダーマン2』の映画宣伝帯。
・2005年:MCU第一作『アイアンマン』→公開時はコミックが出なかった。
※当時はヒーローコミック以外のアメコミに注目が集まっていた。
・2009年:『ウォッチメン
※以前にも98年に刊行されていたが、映画公開に合わせて再販される。作家性の強いアメコミ作品の決定打となり、絶版もののアメコミの再販につながる。また、この頃バンドデシネなど海外漫画への注目度が高くなる。
・2010年:『キックアス』
・2011年:『ウォーキングテッド』
アメリカ(本国)と同時期(同年?)に刊行されるようになる→画期的!
・2013年:『デッドプール
それ以外に翻訳アメコミの歴史を知る上で押さえておきたい作品として…
・1949年:『スーパーマン』最古雑誌
・1966年:TVドラマ『バットマン』放送→日本の漫画家に描いてもらったバットマン作品を集めた作品が刊行。
・1970年:池上遼一版『スパイダーマン』→人気を察知した出版社が刊行。
・1989年:ティム・バートン版『バットマン』→残念ながら、翻訳アメコミの流れを生み出せなかった。
・1999年:『ヘルボーイ』→99年、2010年にコミック刊行。04年に映画公開。
・同年『シンシティ』→94年、05年、14年にコミック刊行。05年に映画公開。
最後に、「ヒーローもの以外に様々なコミックもあるということも自戒も込めて忘れないようにしたい」とお話されていました。


第二部は中沢さんがこれまでの人生の中で影響を受けたアメコミ作品をご紹介。
最初にアメコミの世界に興味を持ったのは小学校低学年の頃、『ヒーマン』という作品のフィギュアを見てアメコミ風の絵柄に興味を引かれるも、子どもだったため探すことができなかったそう。ちなみにこの作品はアメリカで人気のアニメで80年代に日本でも紹介されたそうです。その後『スパイダーマン』がTV放送され、親しみを感じるようになったとのこと。
最初に親御さんに買ってもらったアメコミとして『パワーマン』を挙げられていました。当時、リーフで600円くらいと高価だったため選びに選んだそう。
アメコミ読書に夢中になっていた高校生のときに『ウォッチメン』や『ダークナイト』の原書を買ってみるも『ウォッチメン』は読み解くのが難しく、自分で翻訳しようと試みたが挫折してしまったそうです。
また、当時は洋楽をよく聴いていて、CDジャケットにアメコミアーティストによるイラストが描かれていたため、アメコミがとても身近なものになっていたそう。
ウォッチメン』で翻訳に挫折してしまった中沢さんですが、大学生のときに読んだ『ゴーストワールド』(97年刊行)を自分でも翻訳してみるなど、翻訳にチャンレジし続けていました。(調べてみたら、2011年に刊行された日本語版はちがう方が翻訳されていますね)
卒業後、出版社に就職しマンガ編集者となり、いくつかの出版社を転々としていたところ、マンガのコンベンションで自分がアメコミ翻訳をしていることを出版社の方に伝えると「やってみる?」と誘われ、それがアメコミ翻訳家デビューにつながったそうです。
商業出版された初翻訳作品は、オルナタティブコミック『HATE』。
小学館集英社プロダクションに初めて持ち込んだ作品は『クラークス』というコミックスで、かなりマイナーなのか?表紙がスライドに映し出されたら、キャプYさんが笑っていました。こちらは翻訳が出ることなく空振りしてしまったそうですが、翻訳家となった五年後くらいに声をかけてもらえ、小プロで翻訳出版するだけでなく、編集者としても三年ほど働いていたそう。
その後、翻訳家メインで活動するようになり今に致るとのことです。


第三部ではお待ちかねのアメコミ翻訳について。
最初に翻訳作業の過程をご紹介。まず、日本語に訳したセリフを紙に出力し確認(中沢さんは印刷して確認しないときちんとチェックできないそう)→「ゲラ(※試し刷り)」を2〜3回読んで不自然でないかを確認→出版という流れだそう。
翻訳の際に必須道具として「写植の級数表(※写植の文字の大きさを計る道具)」と「記者ハンドブック」の二つを挙げ、見せながら紹介されていました。級数表→吹き出しに当てて、想定している文字数が入るか確認する。「記者ハンドブック」→類似語を調べたり、差別語をチェックしたり、漢字orひらがなの選択などに使用されているそう。
また、アメコミを翻訳する際に気を付けているポイントとして
・エンターテイメントとして(読者が)楽しめるかどうか
・絵(アート)との相互作用を忘れないようにする
・日本語の読みやすさ→特に、初見の方や初心者の方でも楽しめるようにということを常に意識されているそうです。
ここで、実際に翻訳を担当した作品をスライドに映しながら、翻訳の仕方を詳しく紹介されました。
・原書のセリフ→中沢さんの翻訳第一弾「おいおい、ゾンビみたいにうなってゾンビみたいに足を引きずって歩いているのに…」→翻訳第二段「あの歩き方やうなり声、ゾンビにしか思えんぞ…」
・「DONT」「GET」「UP」→普通に訳すと「起き上がらないで」だが、コマの一つ一つにセリフが分かれていたため→「もう」「戦うのは」「やめて」と翻訳。
・「HEAR WHAT?」→「なんの音だ?」※ドンドンという擬音がコマの中にあるが、擬音は翻訳されないため記号として認識してしまうことが多いため、音が鳴っているというニュアンスを伝える必要があった。
・「I GVESS WERE BIRD HUNTING」→「バーズ・オブ・プレイ 狩りよ」※歯切れの良い形でアレンジした。
(この紹介されたセリフ、私は全くわからなかったのですが、何の作品のセリフだかわかりますか?)
アメコミはセリフの文字量が多いため、文章を翻訳するように翻訳するとテンポが悪くなり、文字も小さくなってしまい印刷した際に文字がつぶれて読みづらくなってしまうそう。(ちなみに、アメコミの文字が大文字なのは、文字が小さくなっても読みやすいため)
吹き出しの大きさは編集側で調節も可能ですが、アーティストの絵を尊重し、なるべくそのままにしたいということから、情報を選択し選んだ情報で物語がつながるように心掛けているとのこと。基準としては、原書の情報量の7〜8割反映できれば良いそう。イメージとしては、文章の翻訳>アメコミの翻訳>映画の字幕という感じでしょうか。
また、アメコミ翻訳ならではの問題として、「固有名詞」や「擬音」、「カタカナ」が多く多用すると日本語として読みづらいため、日本語にできるところは日本語にしているそう。(例えば「スピーディーに」という形容詞の場合、同名のキャラクターがいたりするので「手っ取り早く」と訳すなど)
その他に気を付けていることとして、わからない単語や熟語をそのまま訳すとカタくなるので平易な表現にしたり、キャラクターのセリフの語尾が毎回同じにならないようにしたり、役割語としてそれぞれのキャラクターのちがいを際立たせるように各キャラの口調を決めているそうです。
また、ネイティブの人には伝わるけれど、日本の人には伝わらないようなニュアンスは、「クリプトン」→「惑星クリプトン」というように追記してフォローしているそうです。
そういった読者にとって読みやすい翻訳にするためにも、「日本語の語彙を増やすことが大事」とおっしゃっていました。文字数の関係で表現は切り詰めたものとなるため、気をつけないと手癖の強い表現になることもあるのだそう。勉強のために、様々なマンガ雑誌を読んで日本の漫画表現を学んだり、映画の字幕の研究もされているそうです。

最後に、「アメコミ翻訳の歴史は50年くらいで、いろいろな方法論があるし、こういったケースもあると思って頂ければ…」とお話され、講義は終了。質疑応答と続きます。
最初の質問は「いわゆるスラングや流行歌などを翻訳する際に気を付けていることは?」←質問はメモを取っていなかったのでうろ覚えなのですが、こんな感じのニュアンスだったかと思います。
中沢さんのお答えは「歌詞は著作権もあるので気を付けるようにしています」というようなことをお話されていたかと思います。
次の質問は「シリーズものの翻訳をする際、キャラクターの話し方など他の翻訳者の翻訳を参考にするか?」←これは私が質問しました。
中沢さんは「シリーズものに途中から参加するときは、他の翻訳作品を読みキャラの話し方はそちらに合わせます」とおっしゃっていました。
もっと質問がでるかな?と思っていたのに、他に質問される方はいなかったのでこれでお開きに。
講演後はキャプYさんとYuriさんとおしゃべりして、@ワンダーさんへ行き、そちらでJBさんとも合流してお買い物をしたりして楽しかったです。キャプYさんが翻訳アメコミ棚の前でめっちゃ語っていました。(あぁ、ここにアメージング太郎さんがいればさぞかし楽しかっただろうに…)
Yuriさんも元気そうだったし、キャプYさんの今後のプランなどもお聞きすることができて、行ってよかったなぁと思いました。

<感想>
中身の濃い充実した講座でした。もっと質問時間をたくさん取って90分ではなく、二時間にしても良かったかも。(もっと質問したかったので)
やはり、最後のアメコミ翻訳のお話がとても勉強になりました。
一月にキャプYさんに登壇して頂いた「アメコミ翻訳トーク」の際、「上手いと思う翻訳家は?」という質問に「中沢俊介さん」と挙げられていて、『バットガール』など翻訳された作品を読んでみたのですが、確かにすらすら読めました。登場人物が大学生の女の子たちなのですが、「ってか〇〇じゃん?」みたいな現代の私達みたいな喋り方なのに、ちゃんとアメリカのティーンエイジャーの感じが出ていることがすごいなぁと思いました。講座をお聴きして、すらすら読めて、キャラクターらしさを表現するためにいろいろな工夫をされているのだなぁと感じました。
キャプYさんもおっしゃっていたけれど、中沢さんの場合は編集者としてのご経験が翻訳のお仕事に生かされているのではと感じました。吹き出しの中にセリフを収める技術もそうだし、校正経験や少女マンガなどいろいろな編集現場にいたことで豊かな言語表現の蓄積があるのではと思いました。
参加した方の感想を読んでいたら、中沢さんからサインをもらったという方がいて、「私も著書を持っていけばよかった」と思いました。あと、翻訳された作品のページを見せながら説明されていたので、作品を知っていればもっと面白かったのだろうなぁ…。
アメコミ翻訳をテーマにした講座はあまりないと思うので(翻訳者を目指している人向けの講座はありましたが)こういったアメコミファンやアメコミ(&海外漫画)の翻訳に興味がある人向けの講座がもっとあるといいのにと思いました。
アメコミビブリオバトルで開催した「アメコミ翻訳トーク」も好評だったので、またトークイベントしたいなぁ…。
以上、11月3日に開催された「アメリカン・コミックス翻訳の舞台裏」の感想レポートでした!

国会図書館で読めるアメコミリストを公開しました

こんにちは。アメコミビブリオバトル主催のアメージング太郎&MAIKOです。
先月は、オンライン(zoom&YouTube)にてアメコミビブリオバトルを開催しました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。近々こちらも開催レポートを出しますので、お読み頂けますと嬉しいです。
今月(6月)も月末あたりに、第二回オンラインアメコミビブリオバトルの開催を予定していますので、よろしくお願い致します。

さて、以前、Twitterで「図書館で読めるアメコミリストがあったら利用したいですか?」というアンケートを取ったのですが、こちらが思いのほか反響を頂きまして300票くらい投票を頂き、9割くらいの方が「利用したい!」と答えて下さいました。
色々調べた結果、国会図書館が収蔵数、利便性、検索がしやすいということで「国会図書館で読める(邦訳)アメコミリスト」にしました。日本で出版されたアメコミで国会図書館に納本されたものということで、邦訳版がほとんどです。
また、アンケートを取った際に「邦訳アメコミが売れなくなるのでは…?」というご意見を頂いたので、現在、品切れ・絶版など入手困難となっている作品のみリスト化しています。
残念ながら、作品リストを精査中に新型コロナウィルス感染症予防のため図書館が相次ぎ休館となり、リストの公開を控えておりましたが、国会図書館の関西館が6月4日~、東京本館が11日~(※東京本館は抽選予約制)来館サービスを再開されると発表がでたので、このタイミングで公開します。

リストはこちら↓ ※『スヌーピー』関連作品が多いのでそちらは色分けしています

drive.google.com

それ以外の国会図書館所蔵アメコミについて知りたい方は、以下の検索方法で調べてみて下さいね。
☆調べ方☆
国会図書館のNDLオンラインから、 NDC(日本十進分類法)を「726.1」→「漫画・挿絵・童画」に設定し、 原文の言語コードを英語に設定し検索します。そうすると、原文が英語で書かれていて、日本で翻訳出版された漫画作品がヒットします。

この検索方法を応用すると、例えば言語コードをフランス語に選択すれば、所蔵されているバンドデシネを調べることもできます。
※あくまで検索の一例です。すべての所蔵アメコミが網羅されているわけではありません。例えば、新潮社版の『Ultimate X-MEN』は書誌データになぜか原語の表記がなかったため、検索に引っ掛かりませんでした。(そのため手動で入力しました)
また、日本で出版されたアメコミ・海外漫画の評論本なども検索の対象外となっています。
☆そのほかの調べ方☆
国会図書館の司書さんに教えて頂いたのは、文化庁がつくっている「メディア芸術データベース」というサイトで、 国会図書館や美術館・博物館などで所蔵されている漫画・アニメ関連作品が検索できるようです。

mediaarts-db.bunka.go.jp

国会図書館の司書さんに、国会図書館における海外漫画の所蔵についてお聞きしたところ、納本制度があるため、基本的に日本で出版されているコミックであれば(&納本されていれば)所蔵しているとのこと。 ただ、原書については「学術的な史料価値のあるもののみ所蔵」とのことでした。

このリストを作った趣旨としては、最近アメコミを読み始めたor読んでみたいと思った方にとって壁となるのは、「アメコミがどこで売っているのかわからない」「どの作品から読めばいいのかわからない」「邦訳されている素晴らしいコミックを読みたくても入手困難な作品がある」ということだと思います。
アメコミビブリオバトルでも紹介された作品が品切れ・絶版(売っていてもプレミア価格)というケースもあるので、読みたいと思った方が気軽に読めるところとして、図書館で読めたらいいなと「国会図書館で読めるアメコミリスト」を作ってみました。
気になる作品を読んでみて面白かったら、その他のシリーズを本屋さんや古書店さんで買ったり、アメコミショップさんで原書を手に取って頂いたりと、アメコミ・海外漫画の世界の扉を開いて頂けますと嬉しいです。

なお、リストに不備などがありましたらお知らせ頂けますと幸いです。
よろしくお願い致します。

第三回アメコミトーク&ビブリオバトル開催レポート

【開催レポート】
日時:2020年1月18日(土) 13:00~16:00
開催場所:ブックカフェ二十世紀

1月18日に開催させて頂いた第三回アメコミトークビブリオバトルのレポートです。

今回は、アメコミ翻訳家・ライターの吉川悠さまに登壇いただき、アメコミ翻訳トークビブリオバトルを開催しました。
トークについては、アメコミ翻訳トークレポートをご覧下さい。

ビブリオバトル第1ゲームはテーマ:フリー

第1ゲーム(テーマ:フリー)★:チャンプ本
★:Captain America's Bicentennial Battles
ウォッチメン
スピン
Fantastic Four(Vol.6)#12

1人目のA.Sさんは、アメリカ独立200周年で刊行されたキャプテンアメリカのコミックを紹介。キャプテンアメリカが過去、未来のアメリカを旅していくストーリーでジャック・カービーが何故コミックを描くのかを語られていました。
2人目のSさんは、ウォッチメンの邦訳版を紹介。自作というロールシャッハのコスプレで会場を沸かせ、ウォッチメンの再読ポイントを語られていました。
3人目のT.Mさんは、ティリー・ウォルデンのグラフィックメモワール邦訳版を紹介。作者の半自伝的なコミックをスケーター:ザキトワ選手の引退ニュースと絡めて紹介していて、タイムリーでした。
4人目の@ワンダーアメコミ担当のF.Hさんは、Future Foundation誌のプロローグとなるFantastic Four誌を紹介。好きな作品の打ち切りという悲劇を切実に語っていました。

チャンプ本はA.Sさん紹介のCaptain America's Bicentennial Battlesに決定!

第2ゲームはテーマ: このアートがスゴい!
アメコミには様々なテイストのアートがあり、アートも作品の魅力の一つ。今回はそのアートをテーマにしたビブリオバトルを開催しました。

第2ゲーム(テーマ:このアートがスゴい)★:チャンプ本
By Chance Or Providence
★The Lost Path
Captain Victory:Graphite Edition
Samurai Jack: Special Director’s Cut
★World's Funnest

1人目は今回がバトラーデビューというO.Tさん。ベッキー・クルーナンが自費出版したコミックを紹介。モノクロのアートの魅力と作者がアーティストになるまでの過程を語られていました。
2人目のAさんは、バンドデシネの英訳版を紹介。主人公が森の奥に迷い込んでいくという不思議の国のアリス風な物語で、ピンクを基調にしたアートが印象的でした。
3人目のA.Sさんは、カービーによるキャプテンビクトリーのペンシル画のみのコミックを紹介。カービーのアートの本質は"誇張"にあると、ジェスチャーを交えながら紹介されていました。
4人目は初参加で飛び入り参加いただいたK.Sさん。カートゥーンネットワークで放送されたサムライジャックのコミックを紹介。凝った表現のアートで擬音などにも注目して紹介されていました。
5人目のM.Kさんも初参加でのご発表で、Mr.ムクジプトルクとバットマイトがど突き合うデジタルコミックを紹介。様々な世界が登場し、世界毎にアートが変化する魅力を語られていました。

チャンプ本はAさん紹介のThe Lost Pathと、M.Kさん紹介のWorld's Funnestのダブルチャンプ本に決定!

今回はテーマが「このアートがすごい!」ということで、テーマ:フリーのバトルでもアートについて言及される方が多く、皆さんお気に入りのページを開いて見せるなど、アメコミのアートの魅力について熱く語られていました。

ビブリオバトル終了後の懇親会では泥酔ビブリオバトルを開催。
泥酔ビブリオバトルでは、F.Hさんのご厚意で@ワンダー内のコミックを紹介本に使ってもOK♪でのゲームとなりました。

第3ゲーム(泥酔ビブリオバトル)★:チャンプ本
Courtney Crumrin Vol.1
★Logo-A-Gogo
★Captain Victory and the Galactic Rangers#1
Adventure Time Vol. 12: Thunder Road
ドクター・ストレンジ & ドクター・ドゥーム

1人目のO.Tさんは、主人公が田舎を訪れて魔術とその闇に触れていくというゴス系コミックを紹介。
2人目のM.Kさんは、コミックのロゴをコレクションした画集を紹介。
3人目のA.Sさんは、キャプテンビクトリーのコミックを再び。今度は彩色付きのバージョンを紹介。
懇親会に飛び入り参加いただいた4人目のRさんは、アニメ:アドベンチャータイムのコミックを紹介。
5人目のA.Yさんは、ドクター・ストレンジ & ドクター・ドゥームの邦訳版を紹介。

チャンプ本はM.KさんのLogo-A-Gogo、A.SさんのCaptain Victory and the Galactic Rangers#1のダブルチャンプ本に決定!

懇親会では様々なコミックの話題が飛び交い、推しキャラやアメコミトークで盛り上がりました。

当日は雨と雪が降り天候に恵まれなかったため、参加して頂けるのか心配でしたが、前回、前々回に参加された方や初参加の方など18名の方にご参加いただき、バトラーデビューされた方が3名と嬉しい結果でした。アメコミについて語り合える場、アメコミファンの交流の場となれるよう、これからも努力していきたいと思います。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

第二回アメコミトーク&ビブリオバトル開催レポート

【開催レポート】
日時:2019年9月14日(土) 14:00~17:00
開催場所:ブックカフェ二十世紀

9月14日に開催させて頂いた第二回アメコミトークビブリオバトルのレポートです。

二回目となる今回は時間を三時間に拡大し、ビブリオバトルを2ゲーム開催。そしてビブリオバトルの前には、@ワンダー:アメコミ担当のF.Hさんにリニューアルしたアメコミコーナーの紹介をして頂きました。

第1ゲームはテーマ:フリーのビブリオバトル

第1ゲーム(テーマ:フリー)★:チャンプ本
★Uncanny X-Men Annual (Vol 5) #1
The Naked Artist Comic Book Legends
バットマン:マッドラブ/ハーレイ&アイビー
MARCH 1 非暴力の闘い

1人目のRさんは、現行UncannyX-Men誌でサイクロプスの復活を描いたコミックを紹介。サイクロプス推しというRさんがサイクロプスの魅力と合わせて、゛サイクロプスがヒーローとして復活した゛ストーリーについて熱く語られていました。
2人目のY.Yさんは、イギリスのコミックでマルチバースの概念を導入したコミック・ライターによるイギリスのコミックアーティストたちのエピソード本を紹介。ドラッグ、コンベンション、締め切り逃れ等の珍エピソードを取り上げて紹介されていました。
3人目のT.Mさんは、ハーレクインが主役の邦訳本を紹介。"アメコミ 可愛い"で検索してヒットしたのがこのコミックだったということで、ハーレイの魅力を語られていました。
4人目のO.Yさんは、黒人の公民権運動がテーマのコミックを紹介。相手に対して愛を持ち続けることの重要さが印象的と語られていました。

チャンプ本はrさん紹介のUncanny X-Men Annual (Vol 5) #1 に決定。

第2ゲームはテーマ: はじめての一冊
以前、アメコミビブリオバトル主催+@ワンダーF.Hさんとの反省会でこんな議題が出ました。
"ビブリオバトルでアメコミに興味を持ってもらうにはどうすればいいか "
一回目の開催では、MCU映画からアメコミを読み始めたという方や普段あまりアメコミは読まないという方もいらしたので、初めて読んだアメコミ、これから読み始める人におススメのアメコミ等、色々な解釈ができそうな"はじめての一冊"をテーマにしたビブリオバトルを開催しました。

第2ゲーム(テーマ:はじめての一冊)★:チャンプ本
Exiles (Vol.1) Vol. 1: Down the Rabbit Hole
ジャスティス・リーグ:トリニティ・ウォー
★Archie: Varsity Edition Vol.1

1人目のA.Yさんは、パラレルワールドを旅するヒーローチームが主役のコミックを紹介。初めて読み始めたアメコミの原書として紹介されておりました。
2人目のMさんは、New 52!で3つのジャスティス・リーグが初めてクロスオーバーしたコミックを紹介。タイトルのトリニティの意味も紹介されておりました。
3人目の@ワンダー:アメコミ担当のF.Hさんは、アーチー・コミックから刊行されているアーチーを現代にリランチしたコミックを紹介。今までのラブコメ要素も踏まえて、現代風に物語を一新したアーチーの魅力を語られていました。

チャンプ本は F.Hさん紹介の Archie: Varsity Edition Vol.1に決定!

今回は、ビブリオバトルに引き続きブックカフェ二十世紀さんで懇親会を開催。泥酔ビブリオバトル(飲み会や懇親会で開催するビブリオバトル)では、F.Hさんのご厚意で@ワンダー内のコミックを紹介本に使ってもOK♪でのゲームとなりました。

第3ゲーム(泥酔ビブリオバトル)★:チャンプ本
Blink
House of X、Powers of X
Die Kitty Die
DCユニバース:リバース
The Ballad of Halo Jones
★A Sea of Love

1人目のA.Yさんは、第2ゲームで紹介したコミックに登場するブリンクが主役のミニシリーズを紹介。@ワンダーの在庫で販売されていたコミックを即日入手して紹介されていました。
2人目のRさんは、刊行中(2019年9月当時)のX-MEN系タイトルのコミックを紹介。10年、100年、1000年に渡る壮大な設定になっているそうです。
3人目のF.Hさんは、カナダのチャプターコミックから刊行された魔女が主役のユーモアコミックを紹介。昼の部で紹介していたアーチーのリブートを皮肉っている展開と紹介されていました。
4人目のMさんは、2016年に刊行されたDCリバースの邦訳本を紹介。『100万回生きたねこ』と同様に泣けると語られていました。
5人目のY.Yさんは、アラン・ムーアがアメコミデビューする前に担当したコミックを紹介。未来世界に生きる女性が主役のコミックで、普通の人をSFとして描いたらどうなるのかがテーマになっていると語られていました。
6人目は、昼の部を観戦で参加されていたAさんがバトラーデビュー!前回のアメコミビブリオバトルに参加して他のコミックも読んでみようと思い、紹介されたのがライオンフォージのコミック。漁師が漂流しその妻が夫を探す物語で、セリフはなくアートのみで展開されていくのが特長的でした。

チャンプ本はAさんの A Sea of Loveに決定!

初開催から四か月後の開催となりましたが、前回ご参加いただた方、初参加の方など19名の方にご参加いただき、様々なアメコミや関連書籍が紹介され、多様なアメコミの魅力が伝わったのではないかと思います。また、懇親会では13名の方にご参加いただき、推しキャラやおススメのアメコミ作品について熱いトークが繰り広げられました。
ご参加いただきました皆様のおかげで二回目も無事、開催することができました。
ありがとうございました!

第一回アメコミトーク&ビブリオバトル開催レポート

【開催レポート】
日時:2019年5月19日(日) 14:00~17:00
開催場所:ブックカフェ二十世紀

5月19日に開催させて頂いた第一回アメコミトークビブリオバトルのレポートです。

今回はアメコミトークとして、開催場所1階の古書店「@ワンダー」のアメコミ担当F.Hさんがイチ押しのアメコミをビブリオバトルと同じく5分間で発表、計3冊のコミックを紹介していただきました。

第一回アメコミトークビブリオバトル
アメコミトーク紹介本
4 Kids Walk into a Bank
Sparks!
The Unstoppable Wasp: G.I.R.L. Power

1冊目の4 Kids Walk into a Bank は、少女と少年3人が銀行強盗を企てるジュブナイル×クリミナルなコミックで、”タランティーノグーニーズを撮ったら?”というストーリーのコミックだそう。
2冊目のSparks!は、世界一賢い猫と世界一勇敢な猫が犬型パワードスーツに乗り込み、世界征服を企む赤ん坊と戦うコミックで、猫二匹のバディ設定がドラえもんのび太の関係に似ていると紹介されていました。
3冊目のThe Unstoppable Wasp: G.I.R.L. Powerは、アントマンの娘ナディアが主役のコミックで、マーベルヒーローの原型、科学者タイプのヒーロー像をアップデートした内容になっていると紹介されていました。

アメコミトークで会場が沸いたところで休憩を挟み、いよいよアメコミビブリオバトルの開始です!

第1ゲーム(テーマ:フリー)★:チャンプ本
Heroes in Crisis #1
Animosity Vol.1
MISTER MIRACLE(Vol.1)#5
モデルグラフィックス 1996年4月号
★:日本版ハルク(週刊ぼくらマガジン48掲載)

1人目のNさんは、トム・キングがライターを担当しているDCのクロスオーバーイベントを紹介。゛スーパーヒーローがメンタルを壊したら?゛というテーマのコミックで、ヒーローの療養施設で事件が起きるストーリー。作中のスーパーマンのスピーチを読み上げて紹介されていました。
2人目のY.Yさんは、動物が知性を持ち文明が崩壊した世界を舞台に少女と犬の旅を描いたアフターショックのコミックを紹介。人間・宗教を動物の観点から切り込みを入れるという紹介が印象的でした。
3人目のA.Sさんは、MISTER MIRACLEの第1シリーズ5号を紹介。大判コミックも用いて脱出芸に特化したヒーローの魅力を語られており、子供に対して自分の運命から脱出することができるという作品のメッセージを紹介されていました。
4人目のM.Mさんは、模型雑誌を紹介。アメコミ紹介ページが掲載されていて、筆者の小田切博氏についてのエピソードなども紹介されていました。
5人目のT.Aさんは、週刊ぼくらマガジンに掲載された小池一夫先生がストーリーを担当したハルクの漫画を紹介。子ども好きで泣き虫なハルクのキャラクターが好評を博したが、被爆者二世という設定が抗議を受け、未だに単行本化されない封印作品と紹介されていました。

チャンプ本はT.Aさん紹介の日本版ハルクに決定!
その後、休憩を挟んで第2ゲームを開催しました。

第2ゲーム(テーマ:フリー)★:チャンプ本
Batman: Black & White Perpetual Mourning
ファンタスティック・フォー:カミング・オブ・ギャラクタス
Batman Knight on Vengeance
Justice League Vol. 4: The Grid
エイジ・オブ・アポカリプス

1人目のYさんは、モノクロで描かれたバットマンのコミックを紹介。収録作の中でもバットマンが死体安置所の女性の心理を探るストーリーについて紹介されており、バットマンは市井の人でも気にかけていて、ただのヒーローでもなく、ただの探偵でもなく、ただの人間であると語られていたのが印象的でした。
2人目のK.Aさんは、ファンタスティック・フォーの邦訳版を紹介。アメコミとの出会いからアメコミのアーキタイプであるこの作品の魅力について、特にヴィランのチーム結成や半神的な存在、ギャラクタスについて紹介されていました。
3人目のOさんは、DCのクロスオーバーイベント、フラッシュポイントにタイインしたバットマンのコミックを紹介。Oさんの推しキャラであるマーサ・ウェインの魅力とフラッシュポイントで歴史改変された世界ではマーサがジョーカー、トーマス・ウェインはバットマンになっており、二人の関係性について語られていました。
4人目のMさんは、NEW52のジャスティス・リーグ邦訳版を関連本として取り上げ、日本では邦訳されなかった4巻目を紹介。発表後の質疑応答の時間では、紹介本に登場したメタルメンの出番について語られていました。
5人目のA.Yさんは、マーベルのクロスオーバーイベント、エイジ・オブ・アポカリプスの邦訳コミックを紹介。歴史改変で誕生した正史と異なる世界を舞台に孤軍奮闘するX-MENの活躍を紹介されていました。

チャンプ本はBatman Knight on Vengeanceに決定!

ビブリオバトルは計2ゲームを開催しましたが、バトラー(発表者)さんの作品への熱量がすごく、観戦者の方から鋭い質問も投げかけられ、熱気あふれるゲームとなりました。
紹介された本や関連本の中で在庫がある作品は、@ワンダーさんで当日販売をし、Oさんが紹介した本の邦訳版フラッシュポイント:バットマンや、Mさんが関連本として紹介したジャスティスリーグシリーズの邦訳版、Yさんが紹介されたBlack&WhiteのVol.2が販売されました。
また、当日は約30名の方にご参加いただき、皆さん紹介された本を手に取ったり、好きな作品について熱く語ったりと交流を楽しんで下さっていました。

そして、熱いアメコミトークで興奮冷めやらぬまま懇親会へ。神保町にある中華料理店で美味しい中華を楽しみながら、泥酔ビブリオバトル(飲み会や懇親会で開催するビブリオバトル)を開催しました!

第3ゲーム(泥酔ビブリオバトル)★:チャンプ本
アマルガムコミックスカードコレクション
★:The Unstoppable Wasp(Vol.2)#7
近頃なぜか CHARLTON
Black Wolf #1

1人目のNさんは、アマルガムコミックのカードコレクションを紹介。学生時代のお金がなかった時に出会ったDC、マーベルの合体ヒーローの魅力について語られていました。
2人目のF.Hさんは、The Unstoppable Waspの最新号を紹介。ナディアのバースデー企画がメインでスコット・ラングが遊びに来るエピソードについて語られていました。
3人目のRさんは、チャールトンコミックの解説同人誌を紹介。ミリタリー、ホラー、ウォータースポーツなどのジャンルを手掛け、アイデアが先行していたもののアートが追い付いていなかったチャールトンコミックの魅力について語られていました。
4人目のA.Sさんは、遺伝的に変化した人間が登場するマーベルコミックを紹介。インヒューマンズやエターナルズ等の超人種族との関連が個人的には気になりました。

チャンプ本はF.Hさん紹介のThe Unstoppable Wasp(Vol.2)#7 に決定!
ビブリオバトルでは観戦者だった方も発表して下さったりと、バトラー希望者がたくさん!続けて第4ゲームのスタートです。

第4ゲーム(泥酔ビブリオバトル)
★:Batman: Ego and Other Tails
Avengers vs. Thanos
フラッシュポイントバットマン
★:チャンプ本

1人目のYさんは、ダーウィン・クックが手掛けたバットマンのコミックを紹介。バット・ケイブに戻ったブルース・ウェインバットマンと対話する収録作について語られていました。
2人目のR.T(ラジアク)さんは、ヒーローとサノスが戦うエピソードを収録したコミックを紹介。ヒーローのクライマックスまでの物語、その人生全てが描かれていると紹介されていました。
3人目のOさんは、ビブリオバトルで紹介されていたコミックの邦訳版を紹介。ここでも推しのマーサ・ウェインへの愛について熱く語られていました。

第4ゲームのチャンプ本はBatman: Ego and Other Tailsに決定!

懇親会では21名の方にご参加いただき、ビブリオバトルは2ゲーム開催され、アメコミやアメコミ映画について熱いトークが繰り広げられました。

初めての開催で主催側も不慣れな所があり、至らない点が多々あったかと思います。
ご参加いただきました皆様、ご協力いただいたF.Hさん、ブックカフェ二十世紀の皆様のおかげで開催することができました。
ありがとうございました!

 

アメコミビブリオバトルのブログを開設しました!

こんにちは。初めまして。
アメコミビブリオバトルを主催しているアメージング太郎&MAIKOです。
神保町の古書店@ワンダーさまで、アメリカンコミック=アメコミをテーマにしたビブリオバトルを開催しています。

先日、HPを開設し今日はブログを開設しました。
これから、開催レポートやおススメコミック、ビブリオバトルについて書いていきたいと思います。

どうぞよろしくお願い致します。

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